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            Gallery PARC[グランマーブル ギャラリー・パルク]では、京都の文化・創造活動の更なる活性化への支援のひとつとして、芸術系大学への会場提供によって、協働・協力による展覧会やイベントを開催する「PARC_美術・芸術系大学サポートプログラム」に取り組んでおります。 本展「欲情ポップコーン」は、京都造形芸術大学 空間演出デザイン学科 プロダクトデザインコース4回生に在籍する、17名の学生による展覧会です。 私たちの生活の中にあって、自動車やバイク、家具や家電、生活雑貨にいたるまで、道具と人との接点として「そのより良い関係」を模索するプロダクトデザイン。同時代からのニーズに応えるとともに、新たな思考や提案によって、次の時代への流れをつくりだすプロダクトデザインの諸相には、現在とこれからの私たちの暮らしや社会を伺い知ることができると言えます。
 本展では、京都造形芸術大学において専門的にプロダクトデザインに取り組む学生による、家具・ファッション・食・工業製品など、多様な分野におよぶ様々なアイデアや試作を、資料などを交えて展示いたします。現在とこれからを見つめる若い感性から、新たな創造・提案が生まれ、洗練されていくプロセスの一端をお楽しみいただけるのではないでしょうか。
 【出展作家】
              永来 愛子、奥村 香、金 寿貞、草木 佳大、田村 陽介、佐々木 雅也、曺 美姫、田中 春菜、戸田 寛子、中野 由希子、中村 友紀、茗荷 森音、矢野 由希、
 ゴーチャン・パッターポン、廣田 歩、中田 名津美、見島 弘将
 【主催者による展覧会趣旨文】
              靴をはいているから足が痛くないお昼ご飯はおいしかった
 今日は勝負スカートをはいている
 世界にはものがあふれているわたしたちは満たされている
 でも もっと欲しいそれは すごく贅沢でわがまま
 だけど 求めないと 見つけないと世界はそのまま 変わらない
 世界のためじゃないけれど自分のためかもしれないけど
 はじけるように 求めてみる見つからないなら つくればいいよ
 本展は京都造形大学空間演出デザイン学科プロダクトデザインコース4回生17人によるグループ展です。私たちはプロダクトデザインを通して人の生活を豊かにする方法を考えてきました。
 それは自分が日常の中で感じたこと・見つけたことから発想しています。
 この展覧会では、17人それぞれが心に秘めた理想や欲求の種をポップコーンのように、アイデア・デザインとして提案します。
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