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加藤 舞衣
Kato Mai

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Works

Statement

私の作品に描かれているモチーフは、道端に落ちていた踏み潰された花びらや誰かが捨てた空き箱やビニール袋、壁に貼られたままになって長年放置されていたテープ、使われた後のガーゼやほつれた糸などである。
自作の中で一番表現したいことは、物の在り様であり、支持体の中に時間が流れている様な景色と空間である。物本来を見ることに焦点を当てて制作を進めていく中で、「物は時間の経過や自然の力や人間の力で形や色が変化していっている」ということに興味を持った。
自作が目指しているのは、物そのものを主役とし、自分自身の感情や想いよりも、物の存在をダイレクトに見せることである。そのため、「インク=物」「紙=空気」に見立てて、物と空気の溶け合いを「 紙とインクの対話」で表現している。

CV

Biography

1994
大阪府生まれ

2015
フィンランド トゥルクアーツアカデミー 交換留学

2017
京都精華大学芸術学部メディア造形学科版画コース卒業

2019
多摩美術大学大学院美術研究科絵画学科版画研究領域修了

 

Selected Exhibition

2019

個展「部屋と外 / a room and outside」(Gallery PARC / 京都)
「第20回1_WALL」 (ガーディアンガーデン / 東京)

2018
「アートフェア東京2018 Future Artists in Tokyo “スイッチルーム”」(東京国際フォーラム / 東京)
「窓辺とブランケット」(ソーイングギャラリー / 大阪)

2017
「TAMABI SELECT vol.4」(多摩美術大学八王子キャンパスアートテーク / 東京)
「京展」(京都市美術館 / 京都)

2016
「夜昼プリズム-池上真由・加藤舞衣 二人展-」 (kara-s / 京都)

2015
「work in progress」(トゥルク市 / フィンランド)

Awards
2019
「第20回 1_WALL」ファイナリスト

2017
「京展」入選