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ヤマガミユキヒロ

Yamagami Yukihiro

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鉛筆によるモノクロームの風景画の上に、同じ場所から撮影した映像をプロジェクションする独自手法により、絵画に光や時間のうつろいを描きだすヤマガミユキヒロ。[m@p]ではプロジェクションによるレイヤーを「加筆する」ことに置き換えた表現に取り組みます。「郵便で送る」という[m@p]の特性を活用し、購入者と一枚の風景画を「往復」するなかで、画面に次第に風景の断片が加えられるこのプランは、ヤマガミ作品の制作プロセスを段階的に体験するようであり、映像を用いることなく時の流れを購入者と共有するものとなります。

 

ロット:5

販売価格:¥50,000(税別・送料込) SOLD OUT

 

僕の作品の多くは、鉛筆や墨などモノクロで描画した絵画にレイヤーを重ねるように、プロジェクターによって同一視点の映像を投影した「キャンバス・プロジェクション」という独自の手法によるものです。常にそこにあるものを絵画で、移ろいゆく光や時間をプロジェクターで描く、というものです。今回のm@pプロジェクトでは、鉛筆画に加え、今まで映像によって表現していた移ろいゆく時間を「加筆」というアプローチで表現します。
スタンダード版の作品構成はベースとなる鉛筆画のジークレープリント1枚と、時間や季 節の痕跡である「加筆」となります。スタンダードでは作品を加筆加工するため、期日が 来ると僕の元へ作品を返送していただく必要があります。5つのエディションはあります が、同じシーンが無いユニークマルチプルです。 作品は今までロケハンで訪れた京都や東京、佐賀県など各地の風景です。どこの風景がお手元に 行くかはお楽しみにしてください。

 

作品タイトル:location hunting (sketch)

作品サイズ:19cm x 25cm(額入り)
マテリアル:ジークレープリント、ほか
*額代込み、加筆時の輸送費込(北海道、沖縄、離島は別途いただく場合もあります)
*お手元に残る作品は1点です。

m@p premium
  • プレミアム 参考作品

ロット:1

販売価格:¥400,000(税別・送料込)

 

プレミアム版の作品構成はベースとなる「絵画」(鉛筆画)1枚と時間の痕跡である「加 筆」となります。プレミアムでは実際に作品に加筆していくため、期日が来ると僕の元へ 作品を返送していただく必要があります。 作品はお花を描く静物画です。1年をかけてお花が枯れるまでを加筆していきます。作品 が進化していく姿を体験してください。

 

作品タイトル:still life
作品サイズ:46cm x 46cm(額入り)
マテリアル:紙に鉛筆、ほか

*額代込み、加筆時の輸送費込(北海道、沖縄、離島は別途いただく場合もあります)
*お手元に残る作品は1点です。

作家情報

ヤマガミユキヒロ|Yamagami Yukihiro

僕の作品の多くは、鉛筆や墨などモノクロームで描画した絵画にレイヤーを重ねるように、プロジェクターによって同一視点の映像を投影した「キャンバス・プロジェクション」という独自の手法のものです。絵具や鉛筆で常にそこにあるものを描き、プロジェクターの映像に、光や時間を描いてもらうというものです。

風景は時間と共に表情を変えていきます。日の出から日没まで刻々と表情を変える空や、時間と共に移ろいで行く人々などの、常に変化するものや、ネオンやライトなどの光そのものは1枚の絵画で表現することは不可能です。しかしプロジェクターを使用すれば絵画に時間や動きや光そのものを描画することが出来るのです。ある風景の印象を描くには、常にそこにあるものと、時間と共に変化するものとの描写が非常に重要なのです。

 

http://www.yamagamiyukihiro.net/

 

作家略歴

1976年 大阪府生まれ
2000年 京都精華大学美術学部 卒業

主な展覧会

2019年 個展 鴨川の印象 / 京都府立文化芸術会館, 京都
個展 印象の遠近(Gallery PARC/京都)
2018年 土木展 in 上海 / Modern Art Museum, 上海
2017年 NGVトリエンナーレ / ビクトリア国立美術館, オーストラリア,メルボルン(〜2018)
個展 air scape/location hunting 2017 / Gallery PARC, 京都
星空のすいぞくかん / 佐賀県庁展望ホール、佐賀
2016年 個展 ロケーションハンティング / あまらぶアートラボ A-Lab, 兵庫
土木展 / 21_21 DESIGN SIGHT, 東京
個展 Air Scapes / 札幌市資料館 SIAFラボ, 札幌
2015年 まちの中の時間 / あまらぶアートラボ A-Lab, 兵庫
Media Butterfly in有田2015 / 深川製磁本店, 佐賀
たかさき発! 鉄道とアートの旅 / 高崎市美術館, 群馬
個展 Noises,Crowds,and Silent Airs / Gallery PARC, 京都
テンプス・フーギット – 大山崎山荘とヤマガミユキヒロの視点 / アサヒビール大山崎山荘美術館, 京都
2014年 林宗一郎×ヤマガミユキヒロ Noh Play/ Gallery PARC, 京都
Media Butterfly/ 香蘭社赤絵町工房, 佐賀
TARO賞の作家Ⅱ/ 川崎市岡本太郎美術館, 神奈川
窓の外、恋の旅。/風景と表現/ 芦屋市立美術博物館, 兵庫
あさごの森で光と影のピクニック/ あさご芸術の森美術館, 兵庫
伝統芸能バラエティーボックス/ 京都芸術センター, 京都
2013年 個展 little trip / Gallery PARC, 京都
六甲ミーツ・アート芸術散歩2013 / 六甲山, 兵庫
すみだ川アートプロジェクト2013 / アサヒアートスクエア, 東京
re:framing-表情の空間- / 京都芸術センター, 京都
2012年 始発電車を待ちながら / 東京ステーションギャラリー, 東京
2011年 個展 Sheltering Sky / Gallery PARC, 京都
multiple / プリンツ, 京都
2010年 個展 Sampling Your Memory/ Gallery PARC, 京都
個展 SleepWalking / neutron tokyo, 東京
not easily seen/ 此花メヂア, 大阪
TASTING ART EXHIBITION/ 阪急メンズ館, 大阪
2009年 個展 SynchroniCity / neutron kyoto, 京都
Mirage / 同志社大学京田辺キャンパス, 京都
Art Osaka 2009 / 堂島ホテル, 大阪
2008年 第11回 岡本太郎現代芸術賞展 / 岡本太郎美術館, 川崎
2007年 個展 LightScape / neutron gallery, 京都
Koshinaka Masahito + Yamagami Yukihiro / Café le baobab, 京都
2005年 新鋭選抜展2005 / 京都市文化博物館, 京都
個展 NightWatch / gallery SOWAKA, 京都
2003年 Art Court Frontier 2003 / Art Court Gallery , 大阪
2001年 Mio 写真奨励賞 新作発表展 / 天王寺Mio, 大阪
2000年 Mio 写真奨励賞2000 / 天王寺Mio, 大阪
1999年 個展 存在の表現 / gallery coco, 京都

舞台美術

2020年 noh play 2020|京都府立文化芸術会館 開館50周年 記念式典 (京都府立文化芸術会館、京都)
2017年 noh play -TAMURA-|東アジア文化都市2017京都 開幕式典 (ロームシアター京都メインホール、京都)
2016年 noh play 2016|Traditional Trial~能、狂言プラス~ (札幌市教育文化会館、札幌)
2014年 noh play 2014|伝統芸能バラエティーボックス (京都芸術センター、京都)

受賞

2008年 第11回 岡本太郎現代芸術賞展 特別賞
2000年 Mio 写真奨励賞2000 優秀賞

コレクション

  ビクトリア国立美術館(オーストラリア,メルボルン)
  京都府立総合資料館(京都)
 
遠近の印象 Perspective of Impression

「遠近の印象 Perspective of Impression」展示風景
2019年
撮影:麥生田兵吾

遠近の印象 Perspective of Impression

「遠近の印象 Perspective of Impression」展示風景
2019年
撮影:麥生田兵吾

遠近の印象 Perspective of Impression

「遠近の印象 Perspective of Impression」展示風景
2019年
撮影:麥生田兵吾

遠近の印象 Perspective of Impression

「遠近の印象 Perspective of Impression」展示風景
2019年
撮影:麥生田兵吾

air scape/location hunting 2017

「air scape/location hunting 2017」展示風景
2017年
撮影:麥生田兵吾

air scape/location hunting 2017

「air scape/location hunting 2017」展示風景
2017年
撮影:麥生田兵吾

air scape/location hunting 2017

「air scape/location hunting 2017」展示風景
2017年
撮影:麥生田兵吾

Noises,Crowds,and Silent Airs

「Noises,Crowds,and Silent Airs」展示風景
2015年
撮影:麥生田兵吾

Noises,Crowds,and Silent Airs

「Noises,Crowds,and Silent Airs」展示風景
2015年
撮影:麥生田兵吾

 

 

作家インタビュー

 

─[m@p]のプランを考えるにあたり考えたことは?

僕たちはつくることはできるんです。ライブや興業がひとつの完成形であるような音楽や舞台系の人たちとは少し違って、造形美術の場合は作品の完成はアトリエでもできる。となるとほとんどの人が、大きく制作スタイルは変わっていないのかなと思います。ただ、僕たちにとって一番大事なアウトプットである展示・展覧会をすることができない。つくることはできるけれど見せられない、という中で、どのように新しい発表のスタイルや機会をつくるかということを考えてました。その中で[m@p]の話を聞いた時、最適解だなと思いました。現状ですぐ出来るし、オンラインビューイングよりも作品鑑賞の体験に近いのではないかと。もちろん規模が小さいし、インスタレーションにはしづらいけれど、見たときの感動は、オンラインよりもはるかに情報量が多いので、いいなと思いました。

 

 

─[m@p]のプランについて

自分が今までやってきた作品というのは、絵画に映像プロジェクションを使っていろんな風景の移ろいを見せるというものなのですが、それは、朝昼晩、春夏秋冬全部描きたいということからなんです。でも描けないから映像を使っています。そこからの展開で、[m@p]では映像は使えないけど1年間という時間があるので、それだったら1年を通して加筆しながら、いろいろな光景をお見せすることができるのではないかと思いました。

 

 

 

─ スタンダードの内容は?

最初の3ヶ月間、まずは鉛筆画だけの状態を見ていただき、3ヶ月後には僕のところに返信用封筒で戻していただきます。それにどのようにするのかはまだ思案中ですが、アトリエで加筆してまたお送りして、最終的にどうなるかは僕もまだわかりませんが、一枚の絵が変化していく過程を楽しんでもらえたら。これは通常の作品販売だと絶対にできないことですが、[m@p]だとそれができます。加筆の方法は今の時点では色鉛筆でしようかなと思っています。

 


─プレミアムの内容は?

スタンダードと同じく加筆していくプランですが大きな違いがあります。僕が主にやっている「キャンバス・プロジェクション」のシリーズでは、移り変わらないものを僕が描いて、移り変わるものを映像にするというように分けてやっていたのだけれど、今回のプレミアムでは移り変わるものを描きます。プランでは一番綺麗な状態の花から、それが枯れるまでを僕が描く、一枚のキャンバスに加筆して行きます。ジャコメッティみたいに油彩で下の絵を覆いながら加筆するというやり方ではなくて、あくまでも鉛筆で上に上に重ねていくという形で描いていきます。絵画は通常、一番最後(表面)に乗った絵具が見られるのですが、今回はその途中段階を誰かに見てもらうことができます。

 

 

─ どのぐらいの時間で加筆するのですか?

スタンダードは上から重ねるので、実験しながら、戻ってくる時に向けて用意ができるけれど、プレミアムは大変で、少なくとも1週間は加筆の時間をもらいたいなと。もちろん戻ってくるまでに練習はしますが。描く時にならないとどうなるかわからないので。

 

 

─ 花が枯れていく様子はすでに撮ってあるのですか?

実物の花が枯れていく様子をすでに撮影していて、一番綺麗な段階のものはすでに描いていてそこで止めています。水を入れてお花が枯れるまでだいたい1ヶ月ぐらいかかったので、膨大な量の写真があります。

 

 

─ 展示作品とは違い、一人だけがその変化を見れるということ?

はい。ただ買ってもらった人にはSNSにアップしてもらってもいいと思っています。「あの時の方が良かったのに」とその人から言われるかもしれないけれど、それでもいいのかなと思います。そんな感じで真面目に、楽しみながらやっています。

 

 

 

─ スタンダードは購入者それぞれに別の作品が届くんですよね?

そうです。京都、佐賀県、オーストラリアとこれまで僕が仕事で訪れた場所で、描いたけれど発表できていないものばかりです。そういうものをこの[m@p]の中で発表できたらと思いました。京都のよく知られた鴨川の風景も、佐賀やオーストラリアという行ったことがないかもしれない場所も、絵葉書の旅のように散歩したり、旅行しているような感覚になってもらえればと。

 


─ 現在とこれからについては?

これまで、割と大きなサイズの作品をつくってきたのですが、今回の[m@p]のA4サイズはそれはそれでいいなと思いました。額に入れてみたけれどとても良いし、デスクの横に置いておきたいと思いました。また、ちょうど今、これまでの作品の中で一番大きい8m以上の作品を同時に制作していて、一番大きいものと一番小さいものを同時にやっているのも面白いです。大きい方は身体感覚としては絵画というか壁画のようなんです。[m@p]の方はこちらが、小さくなっていくようなバーチャルな世界観。今まで自分が小さくなってその世界に飛び込むというような感覚を考えたことがなくてつくっていなかったけれど、それがまた楽しい。大きな作品を毎日眺めて「まだまだ全然描けていない」とため息ついては、A4のスケッチブックに描いていくのが楽しくて、気晴らしになっています。

 


─[m@p]の他の参加作家で気になる作品はありますか?

田中秀介さんの作品です。山添潤さんのも気になるけれど、僕は平面をやっているので平面の作家が気になります。

 

 

 

 

空白